不妊症sterility

不妊症とは

生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間性生活を行っているにもかかわらず、 妊娠の成立をみない状態を不妊といいます。 妊娠を希望し、医学的治療を必要とする場合を不妊症と定義しています。

その期間に関しては1年を目安としています。

不妊症の診断と基本検査

不妊症の6大検査
その他の検査

基礎体温の測定

朝起きたときに、安静な状態で体温を測ります。 通常の体温計ではなく婦人用体温計を使います。

精液検査

男性側の検査になります。 禁欲期間は2日(48時間)以上~7日以内としてください。 容器に用手的に採っていただきなるべく早くご持参ください。 精液量、1ml中の精子濃度、運動率を調べます。

頸管粘液検査

排卵前にはある種のホルモンが分泌されます。 ホルモンの働きにより頸管腺が反応して粘液を産出し、精子を受け入れやすくします。 その粘液の性状や量を検査します。

性交後試験(フーナーテスト、ヒューナーテスト)

排卵時期にタイミングをとってもらった後、頸管粘液の中に精子がどのくらい動いているか顕微鏡で確認します。 タイミングをとった夜の翌朝、またはタイミングをとった日に検査をします。

子宮卵管造影検査

卵管の通過性と子宮の形態をみる検査です。

造影剤を子宮の中に流し、レントゲンの機械で透視を行い造影剤が卵管から流れてくることを確認します。 子宮の内腔の形状の異常や、卵管の通過性、卵管周囲癒着を調べる検査です。 当院では柔らかい素材のチューブなどを使用したり、注入圧を調節することによって、検査の痛みなどを和らげるよう努力しております。

またこの検査によって妊娠しやすくなることもあるといわれており、検査後に妊娠に至ることもよくあります。

超音波検査

卵が入っている水の袋のようなものを卵胞と呼びます。卵巣にあるその卵胞を超音波という機械でみて、 発育しているかどうかを確認していきます。 卵胞は自然周期ですと平均18~21mmで破れて排卵します。 小さめで排卵したり、大きめで排卵したり、また、その月経周期によって排卵までの卵胞サイズが違っていきます。 排卵時期を確実に把握してタイミングをとるために必要な検査です。

ホルモン基礎値の測定

月経中、ホルモンの基礎値をみる検査です。 月経1~5日目の時期に採血をします。 検査項目:LH、FSH、PRL、エストラジオールなどを測定します。

黄体期採血

排卵後の卵胞は黄体に変化して、 そこからプロゲステロンというホルモンが分泌されます。 このプロゲステロンの働きで基礎体温が上昇して高温期になります。 このホルモンの働きで妊娠します。 このホルモンを測定します。

クラミジア検査

子宮の出口を綿棒でぬぐい、そのなかにクラミジアがいるかどうか調べます。 クラミジア感染症は卵管のまわりに癒着をおこしたり、卵管を閉塞させたりする原因となる感染症です。

下垂体ホルモン負荷検査

下垂体というホルモンをしている脳の一部分の機能を調べる検査です。 注射をして時間で採血を行い機能を調べます。

糖尿病検査

排卵障害がある方の中には糖尿病が原因となっていることがあります。 糖を負荷した状態で血糖やインスリンの反応をみて薬が必要かどうか判断します。

抗ミューラー管ホルモン検査(いわゆる卵巣年齢)

抗ミュラー管ホルモン(AMH)とは発育過程にある前胞状卵胞の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンです。 すなわち、血中AMH値が原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられております。

卵巣内にある前胞状卵胞数が多ければAMHの値は高く、少なければAMHの値は低くなります。 その値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。 その為、AMHは卵巣予備能の目安の一つとなる評価指標で、不妊症治療領域では近年話題になり注目されてきております。

Shiroyama-koen Suzuki Clinic城山公園すずきクリニック

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