子宮頸がんワクチンhpv vaccine

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチン接種を行っています。

佐野市では小学校6年生を対象とした助成を行っております。

子宮頸がんとは

子宮とは女性の骨盤の中にある臓器で、子宮頚部と子宮体部に分けられますが、 子宮頸がんとは子宮の頚部にできるがんであり、婦人科の悪性腫瘍の中では最も多いがんです。 子宮頸がんの有病率は,30歳代で0.29%,40歳代で0.13%,50歳代で0.08%と若年者に多くみられます。

ほとんどの子宮頸癌は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染により発症するということ が明らかになってきました。 このためウイルスの感染を予防することによって予防可能ながんであるということになります。

ヒトパピローマウイルス

ヒトパピローマウイルスは100以上もの種類があります。 その中でも子宮頸がんに関係するウイルスは数種類です。

子宮頸がんは性交渉などによりウイルスが長期間感染することによって引き起こされます。 ウイルスに感染しても多くの場合は、自然にウイルスが体内から排除されますが、 約10%の人では感染してもウイルスが排除されず、持続的に感染します。

ウイルスが持続感染化すると、一部は子宮頚部の細胞に異常を生じ、子宮頸がんを発症します。

子宮頸がんワクチン(サーバリックス)

子宮頸がんの原因ウイルスの主な代表である、ヒトパピローマウイルス(HPV)の16型と18型に対する、 ワクチンです。これを接種することによって、HPV16型もしくは18型が関与する前がん病変(CIN2+、CIN3+) の発症を92.3~100%予防します。

子宮頸がんワクチン(ガーダシル)

サーバリックスに次ぎ認可された子宮頸がんワクチンです。ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型、11型、16型、18型に対するワクチンです。

子宮頸がんワクチン(シルガード9)

サーバリックス、ガーダシルに次ぎ認可された子宮頸がんワクチンです。ヒトパピローマウイルス(HPV)の6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型および58型に対するワクチンです。

サーバリックス、ガーダシル、シルガード9の違いについて

日本ではサーバリックスが承認されたあとガーダシルが製造認可され、その後シルガード9が認可されました。

それぞれの特徴を別表にまとめましたのでご覧ください。

Shiroyama-koen Suzuki Clinic城山公園すずきクリニック

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